訪問診療の始め方と手続きガイド|南浦和・さいたま市南区で相談

監修者 國﨑正造(医療法人社団川田会 理事長)

監修:國﨑正造(医療法人社団川田会 理事長) / 川田会 在宅診療部 在宅医療コラム

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訪問診療を始めるには、紹介状やケアマネジャーが決まっていなくても、電話または問い合わせフォームからの相談で申込みができます。聞き取りのうえで初回訪問の日程を決め、診察後に今後の訪問頻度や医療保険・介護保険の使い分けを相談する、というのが基本の流れです。南浦和の川田クリニック在宅診療部では、紹介状不要・ケアマネ有無を問わず相談を受け付けています。

訪問診療はどうやって始める?申込みから初回訪問までの流れ

訪問診療は、電話(048-606-4219)または問い合わせフォームから相談を申し込み、症状や生活状況の聞き取りを行った上で初回訪問の日程を決める、という流れで始められます。入院中で紹介状がまだない場合や、担当のケアマネジャーが決まっていない場合でも、相談そのものは可能です。

一般的な手順は次の通りです。

  1. 電話またはフォームで相談を申込む
  2. 現在の病状・既往歴・服薬内容・生活環境について聞き取りを行う
  3. 訪問可能な日程を調整する
  4. 初回訪問で診察を行い、今後の訪問頻度やケア方針を相談する
  5. 継続的な訪問診療として月1〜2回程度を目安に訪問を重ねる(病状により週1回以上になる場合もある)

受付時間は平日9:00〜17:00で、土曜・日曜・祝日は休診です。ケアマネジャーや病院の地域連携室からの相談も歓迎しています。

紹介状がなくても訪問診療は頼める?

紹介状がない状態でも、訪問診療の相談・申込みは可能です。紹介状は必須ではありませんが、現在の病状や服薬内容を正確に把握するために、入院先やかかりつけ医からの診療情報があると、初回訪問の準備がよりスムーズになります。

医療法(e-Gov法令検索)では、居宅等における医療の提供も医療提供の理念の一つに位置づけられており、通院が困難な方に対する訪問診療は、この理念に基づく医療提供のかたちの一つです。当院では外来から訪問診療まで同じ医療法人が切れ目なく対応しており、これまで外来にかかっていなかった方からの新規のご相談も受け付けています。持病が複数ある方や神経系の疾患を抱える方については、日本神経学会認定の神経内科専門医が常勤しており、訪問診療にも対応しています。

ケアマネジャーがいない場合でも相談できる?

ケアマネジャーが未定の方や、要介護認定を受けていない方でも、訪問診療の相談は可能です。すでにケアマネジャーが決まっている場合は在宅生活の状況共有がしやすくなりますが、いない場合でも、訪問診療側で生活環境や介護の状況を確認しながら進めることができます。

要介護認定がまだの方は、お住まいの地域包括支援センターや市区町村の窓口で認定申請の相談ができます。最新の連絡先や受付方法は、各機関の公式サイトでご確認ください。すでにケアマネジャーがいる方は、ケアマネジャーを通じてご相談いただくことも、直接ご家族から相談いただくことも、どちらも可能です。病院の地域連携室からの紹介・相談も歓迎しています。

訪問診療にかかる費用はどんな仕組み?医療保険と介護保険の使い分け

訪問診療の費用は、医療保険と介護保険のどちらが使われるかによって仕組みが異なります。医療保険の自己負担割合は原則1〜3割で、後期高齢者(75歳以上)は原則1割または2割、現役並みの所得がある方は3割となります。65歳以上で要介護認定を受けている方は、原則として介護保険の訪問診療に関する給付が優先されますが、末期がんなど厚生労働大臣が定める特定の疾病に該当する場合は、医療保険による訪問診療の対象になります。

区分 主な対象 優先される保険
65歳以上・要介護認定なし 通院困難な方全般 医療保険
65歳以上・要介護認定あり(特定疾病以外) 要介護者 介護保険が優先
65歳以上・特定疾病(末期がん等) 特定疾病の方 医療保険
65歳未満 通院困難な方 医療保険

自己負担の総額は訪問回数や処置内容によって変わるため、個別の金額については当院の費用に関するページでご確認いただくか、直接ご相談ください。

初回訪問では何が行われる?当日の流れと所要時間

初回訪問では、医師が自宅や施設を訪問し、既往歴・現在の症状・服薬内容・生活環境を確認しながら診察を行います。所要時間の目安は30分〜1時間程度で、ご家族の同席も可能です。血圧・体温などの基本的な診察に加え、今後どのくらいの頻度で訪問するか、緊急時にどう連絡するかといった今後の方針もこの場で相談します。

初回訪問までに準備しておくとよいものとして、お薬手帳や現在服用中の薬、直近の検査結果や診療情報提供書(あれば)、健康保険証・介護保険証などが挙げられます。手元にすべて揃っていなくても相談・初回訪問は可能ですので、まずはご相談ください。

南浦和・さいたま市南区で訪問診療を選ぶときのポイント

さいたま市南区・南浦和エリアで訪問診療を選ぶ際は、対応エリアの範囲、緊急時の連絡体制、外来との連携のしやすさを確認するとよいでしょう。当院(川田クリニック在宅診療部)は、さいたま市南区を中心に南浦和・浦和・武蔵浦和・蕨エリアへの訪問診療に対応しており、さいたま市南区における在宅医療充実体制加算の届出を済ませています。外来から訪問診療まで同一の医療法人が担当するため、通院が難しくなった際の切り替えもスムーズです。

項目 内容
正式名称 川田クリニック 在宅診療部(医療法人社団 川田会)
所在地 〒336-0018 埼玉県さいたま市南区南本町2-22-2
電話番号 048-606-4219(訪問診療専用)
受付時間 平日9:00〜17:00
休診日 土曜・日曜・祝日
アクセス JR京浜東北線・武蔵野線 南浦和駅 西口 徒歩4分
お問い合わせ https://kawata-zaitaku.com/contact.html

対応可能な医療処置の範囲は病状によって異なるため、在宅酸素や経管栄養などの医療管理が必要な場合は、事前にご相談ください。

入院中・退院直前に相談すべきタイミングとは?

退院後の生活に不安がある場合は、退院が決まった時点、できれば退院の1〜2週間前までに訪問診療の相談を始めておくと、退院当日から在宅での医療体制を整えやすくなります。入院中でも、ご家族やケースワーカー、病院の地域連携室を通じて相談を進めることができます。

「今すぐ相談すべきか」迷う場合の目安としては、通院そのものが難しくなってきた、通院に付き添う家族の負担が大きくなっている、自宅での看取りや緩和ケアを検討し始めている、といった状況が挙げられます。いずれの場合も、まずは電話やフォームでの相談から始めていただければ、今後の流れや準備するものについてご案内します。

よくある質問

紹介状は絶対に必要ですか?

紹介状は必須ではありません。紹介状がない状態でも相談・申込みは可能ですが、入院先やかかりつけ医からの診療情報提供書があると、既往歴や服薬内容の確認がスムーズになり、初回訪問までの準備が早く進みます。可能な範囲でお薬手帳や検査結果などをご用意いただくと、より安心です。

ケアマネジャーがいなくても相談できますか?

ケアマネジャーが決まっていない方、要介護認定を受けていない方からのご相談も受け付けています。要介護認定の申請については、お住まいの地域包括支援センターや市区町村の窓口が案内窓口になりますので、最新の連絡先は各機関の公式サイトでご確認ください。

訪問診療は保険が使えますか?費用はどのくらいかかりますか?

訪問診療には医療保険または介護保険が適用されます。医療保険の自己負担割合は原則1〜3割で、65歳以上で要介護認定がある方は原則介護保険が優先されます(末期がんなど特定疾病は例外)。訪問回数や処置内容で総額は変わるため、具体的な金額は当院の費用ページまたは直接のご相談でご案内しています。

入院中の家族について、今から相談してもいいですか?

入院中からのご相談も可能です。退院が決まった時点、できれば退院の1〜2週間前までにご相談いただくと、退院当日から在宅での医療体制を整えやすくなります。病院の地域連携室やケースワーカーを通じたご相談も歓迎しています。

訪問診療の対応エリアはどこまでですか?

さいたま市南区を中心に、南浦和・浦和・武蔵浦和・蕨エリアへの訪問診療に対応しています。エリア外にお住まいの場合や、対応可能な医療処置についてご不明な点があれば、まずはお電話(048-606-4219)またはフォームでお問い合わせください。

まとめ

訪問診療は、紹介状やケアマネジャーの有無にかかわらず、電話やフォームからの相談で始められます。①申込み後に病状や生活状況を聞き取り初回訪問の日程を決める、②費用は医療保険・介護保険の仕組みで原則1〜3割の自己負担、③初回訪問は30分〜1時間程度で今後の方針を相談する、という3点がポイントです。南浦和で在宅医療をお考えの方は、まずは048-606-4219またはフォームからお気軽にご相談ください。

院長・内科医國﨑正造からのコメント

訪問診療を考え始める時期は、ご本人・ご家族にとって不安の大きい時期でもあります。紹介状やケアマネジャーが整っていなくても、まずはお電話やフォームでご相談いただければ、状況を一つずつ確認しながら準備を進められます。一人で悩まず、早めにご相談いただくことが、安心して在宅での生活を続ける第一歩になると考えています。

参考文献

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の診断・治療を代替するものではありません。症状がある場合は医療機関を受診してください。