さいたま市南区の在宅医療とは?対象者・費用・始め方をわかりやすく解説

監修者 國﨑正造(医療法人社団川田会 理事長)

監修:國﨑正造(医療法人社団川田会 理事長) / 川田会 在宅診療部 在宅医療コラム

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さいたま市南区の在宅医療とは、通院が難しくなった方のご自宅へ医師が定期的に訪問し、外来と同じように診察・検査・処方を行う医療の形です。医療保険が適用され、自己負担は原則1〜3割。南区では南浦和・浦和・武蔵浦和・蕨エリアを中心に対応するクリニックがあり、外来からの移行や退院後の在宅療養、看取りまで継続して支えます。

在宅医療とは?外来・往診との違いは?

在宅医療とは、通院が困難な患者のご自宅や施設へ医師が計画的に訪問し、診察・検査・処置・薬の処方までを行う医療の総称です。医療法(e-Gov法令検索)でも、病院・診療所以外の場所で提供される医療の一形態として位置づけられています。似た言葉に「往診」がありますが、往診は患者や家族からの求めに応じてその都度訪問する不定期の対応で、在宅医療(訪問診療)はあらかじめ立てた診療計画に沿って月1〜2回程度、定期的に訪問する点が異なります。外来通院が体力面・移動手段の面で難しくなった方にとって、在宅医療は「通院しなくても医療を受け続けられる」選択肢になります。さいたま市南区でも、外来から在宅医療へ切り替えて療養を続ける方が増えています。

在宅医療の対象になるのはどんな人?

在宅医療の対象になるのは、病気や加齢により定期的な通院が難しく、自宅での療養を希望する方です。年齢の目安としては、介護保険の第1号被保険者にあたる65歳以上の方が中心ですが、40〜64歳でも特定疾病に該当し要介護・要支援の認定を受けている場合は介護保険の対象になります。疾患としては、認知症、脳血管疾患の後遺症、がんの終末期、神経難病、在宅酸素療法や経管栄養が必要な方などが多く見られます。川田クリニック在宅診療部では神経内科専門医の資格を持つ常勤医師が在籍し、訪問診療にも対応しているため、神経系の疾患を含めて相談しやすい体制です。「入院はしたくないが一人で通院できない」という段階で検討を始める方が多く、要介護認定の有無にかかわらずまずは相談から始められます。

在宅医療の費用はどのくらいかかる?

在宅医療の費用は公的医療保険が適用され、自己負担は年齢や所得に応じて原則1〜3割です。70歳未満は3割、70〜74歳は原則2割(現役並み所得は3割)、75歳以上の後期高齢者は原則1割(一定以上所得は2割、現役並み所得は3割)というのが医療保険制度の一般的な仕組みです。介護保険サービス(訪問看護・訪問介護など)を組み合わせる場合も自己負担は原則1割で、一定以上の所得がある方は2割または3割になります。訪問診療そのものの診療報酬は訪問回数や指導管理の内容によって異なるため、月々の負担額は患者ごとに幅があります。具体的な自己負担額の見積もりは保険区分によって変わるため、当院の費用ページまたはお電話でのご相談で個別にご案内しています。

在宅医療ではどんな医療処置が受けられる?

在宅医療で受けられるのは、医師による定期的な診察・検査・薬の処方といった基本的な診療に加え、在宅酸素療法や経管栄養といった医療管理、認知症の継続的な診療、がんなどの在宅緩和ケア、そして人生の最終段階を自宅で迎える在宅看取りへの対応です。施設に入所している方への施設訪問診療にも対応しており、ご自宅か施設かを問わず同じ医師が継続して診ることができます。川田クリニック在宅診療部は外来を持つ医療法人が運営する在宅診療部門のため、外来受診歴のある方はもちろん、病院からの退院時に紹介を受けた方も、これまでの経過を踏まえた診療を受けやすいのが特徴です。ケアマネジャーや病院の地域連携室からのご相談も歓迎しています。

さいたま市南区で在宅医療を始めるにはどうすればいい?

さいたま市南区で在宅医療を始めるには、まず電話またはお問い合わせフォームでの相談から始まります。一般的な流れは、①電話・フォームでの相談、②現在の病状や生活状況のヒアリング、③初回訪問日の調整、④医師による初回訪問・診療計画の作成、⑤以降は月1〜2回の定期訪問とケアマネジャーとの情報共有、という順番です。入院中の方は退院前から病院の地域連携室を通じて相談を始めることもでき、退院当日から在宅医療に切り替えられるケースもあります。要介護認定がまだ済んでいない場合も、在宅医療の相談自体は先に進められます。さいたま市でも在宅医療に関する情報提供の取り組みが行われており、地域の相談窓口を併用することもできます(最新情報はさいたま市公式サイトでご確認ください)。

さいたま市南区・南浦和で在宅医療クリニックを選ぶには?

さいたま市南区・南浦和エリアで在宅医療クリニックを選ぶ際は、対応できる医療処置の範囲、専門医の在籍状況、外来との連携体制、対応エリア、緊急時の連絡体制、看取り・緩和ケアへの対応可否を確認すると比較しやすくなります。下記の視点を参考にしてください。

確認する視点 チェックポイント
対応できる医療処置 在宅酸素・経管栄養など医療管理の対応範囲
専門医の在籍 疾患に応じた専門医が訪問診療に対応しているか
外来との連携 同じ法人・グループ内に外来があり継続診療できるか
対応エリア 自宅が訪問可能圏内に入っているか
緊急時の体制 急な体調変化時の連絡・往診の仕組み
看取り・緩和ケア 自宅での看取りや緩和ケアに対応しているか

川田クリニック在宅診療部は、外来から訪問診療まで同じ医療法人が切れ目なく対応し、さいたま市南区を中心に南浦和・浦和・武蔵浦和・蕨エリアへ訪問しています。神経内科専門医の常勤医師が在籍し、訪問診療にも対応しています。基本情報は以下のとおりです。

項目 内容
正式名称 川田クリニック 在宅診療部(医療法人社団 川田会)
所在地 〒336-0018 埼玉県さいたま市南区南本町2-22-2
電話番号 048-606-4219(訪問診療のご相談専用)
受付時間 平日9:00〜17:00
休診日 土曜・日曜・祝日
アクセス JR京浜東北線・武蔵野線 南浦和駅 西口 徒歩4分
お問い合わせ https://kawata-zaitaku.com/contact.html

ケアマネジャーや病院の地域連携室からのご相談も受け付けています。

よくある質問

在宅医療と往診は何が違いますか?

在宅医療(訪問診療)は医師があらかじめ立てた計画に沿って月1〜2回程度、定期的にご自宅へ訪問する医療です。一方、往診は体調が急変した際などに求めに応じてその都度訪問する不定期の対応を指します。多くの場合、在宅医療で定期的に診ながら、体調急変時には往診で対応するという形で組み合わされます。

在宅医療の対象年齢はありますか?

年齢だけで一律に決まるものではありませんが、目安として65歳以上の方が中心です。40〜64歳の方でも、特定疾病に該当し要介護・要支援の認定を受けている場合は介護保険の対象になります。年齢にかかわらず、通院が難しく自宅での療養を希望する方であれば相談できます。

在宅医療の費用はどのくらいですか?

医療保険が適用され、自己負担は年齢や所得に応じて原則1〜3割です。70歳未満は3割、75歳以上は原則1割が目安ですが、訪問回数や医療管理の内容によって月々の金額は変わります。介護保険サービスを併用する場合の自己負担も原則1割からです。具体的な金額は保険区分により異なるため、お問い合わせの際にご案内しています。

在宅医療はどのエリアまで対応していますか?

さいたま市南区を中心に、南浦和・浦和・武蔵浦和・蕨エリアへ訪問しています。ご自宅が対応エリア内かどうかは住所によって異なりますので、お問い合わせフォームまたはお電話(048-606-4219)でご確認ください。

在宅での看取りにも対応してもらえますか?

はい、在宅での看取りや、がんなどの在宅緩和ケアにも対応しています。ご本人・ご家族の意向を伺いながら、痛みや不安を和らげる医療を提供し、最期までご自宅で穏やかに過ごせるよう継続して伴走します。ご家族だけで抱え込まず、まずはご相談ください。

まとめ

さいたま市南区の在宅医療とは、通院が難しい方のご自宅へ医師が定期的に訪問し、外来と同じように診察・検査・処方を行う医療の形です。①対象は65歳以上を中心に特定疾病該当の40〜64歳も含む、②費用は医療保険で原則1〜3割負担、③導入は電話・フォーム相談から初回訪問まで数ステップで進められる、の3点が要点です。川田クリニック在宅診療部は南区を中心に南浦和・浦和・武蔵浦和・蕨エリアへ訪問し、神経内科専門医の常勤医師が在籍しています。通院に不安を感じ始めたら、まずはお電話かお問い合わせフォームからご相談ください。

院長・内科医國﨑正造からのコメント

在宅医療は「入院か、我慢して通院か」の二択ではありません。ご本人の体調とご家族の負担、両方を考えながら選べる選択肢の一つです。当院は外来からの継続診療を強みにしており、これまでの経過を踏まえて診療できる点は安心材料になると思います。看取りのご相談も含め、迷った段階でまずお電話いただければと思います。

参考文献

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の診断・治療を代替するものではありません。症状がある場合は医療機関を受診してください。