戸田市の施設訪問診療とは|受け入れ条件と夜間・休日の連絡体制

監修者 國﨑正造(医療法人社団川田会 理事長)

監修:國﨑正造(医療法人社団川田会 理事長) / 川田会 在宅診療部 在宅医療コラム

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戸田市内の有料老人ホーム・サ高住・グループホームが訪問診療を導入するには、担当医との診療契約と入居者ごとの同意、ケアプランとの調整が必要です。戸田市は南浦和を拠点とする当院の対応エリアに隣接し、特に蕨市寄りの南部エリアを中心に、所在地に応じて訪問の可否をご相談いただけます。入居者数や複数施設の契約形態、夜間・休日の連絡体制、看取りへの対応まで、施設長・ケアマネジャー向けにまとめました。まずはお電話か問い合わせフォームからご連絡ください。

戸田市の施設が訪問診療を導入するには?受け入れの基本条件

戸田市内の施設が訪問診療を導入する際は、①施設側と訪問診療を行う医療機関との間で診療に関する契約を結ぶこと、②入居者本人またはご家族の同意を得ること、③施設のケアプラン・看護体制と医師の訪問スケジュールを調整すること、の3点が基本の流れです。医療法は、医師が患家(施設を含む)に赴いて診察・治療を行う訪問診療を、外来通院が困難な方を対象とする診療のかたちとして位置づけています[1]。有料老人ホームは介護付き・住宅型・健康型の3類型に分かれ、サービス付き高齢者向け住宅、認知症対応型共同生活介護(グループホーム、原則1ユニット9人以下)など、施設の類型によって医療保険と介護保険どちらが適用されるかが変わるため、導入前に施設の類型を医療機関側へ共有しておくと調整がスムーズです。川田クリニック在宅診療部は、外来診療からの継続で在宅・施設への訪問診療まで同じ医療法人が担当しており、施設の生活相談員・ケアマネジャーからの直接のご相談も歓迎しています。

施設類型と適用される保険の目安

施設の類型 主な保険の適用 医療機関との契約単位の目安
介護付き有料老人ホーム 介護保険(特定施設入居者生活介護)+医療保険 施設単位での契約が多い
住宅型有料老人ホーム 医療保険+訪問介護等の介護保険サービス 入居者ごとの契約が多い
サービス付き高齢者向け住宅 医療保険+必要な介護保険サービス 入居者ごとの契約が多い
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) 介護保険(1ユニット原則9人以下)+医療保険 施設単位での契約が多い

※どの類型でも、実際の契約形態は施設と医療機関との話し合いで決まります。

入居者は何人から契約できる?複数施設の法人一括契約は可能か

入居者数の下限や複数施設の一括契約の可否は、施設の運営法人と訪問診療を行う医療機関との話し合いで決まるのが一般的で、施設側の契約単位(施設ごと・法人一括)や訪問の曜日・時間帯の組み方によって柔軟に調整されます。複数の施設を運営する法人の場合、各施設の入居者数や医療的ケアの必要度に応じて訪問の頻度・担当医の割り振りを検討することになります。川田クリニックの在宅診療部では、個々の施設の状況をヒアリングしたうえで、少人数の施設から複数施設の運営法人まで、まずはご相談のうえで対応可能な範囲をご案内しています。人数や契約形態を決める前の段階でも、電話や問い合わせフォームからの相談を受け付けていますので、施設長・生活相談員・ケアマネジャーの方はお早めにご連絡ください。

施設訪問診療で対応できる医療処置は?

当院(川田クリニック在宅診療部)が施設訪問診療で対応している医療処置は、血圧・血糖など慢性疾患の管理、褥瘡(床ずれ)の処置、経管栄養や在宅酸素療法など医療機器を使った管理、認知症の経過観察などです。これらは当院の診療領域である訪問診療・在宅医療・在宅酸素や経管栄養等の医療管理・認知症の在宅診療の一部として、日常的に施設を訪問して行っています。一方で、入院が必要な急性期の処置や手術など、施設への訪問診療では対応できない医療行為もあります。入居者お一人おひとりの状態によって対応可否が分かれる場合がありますので、具体的な処置内容については個別にご相談ください。

夜間・休日の連絡体制はどうなっている?24時間対応はある?

24時間対応の有無やその範囲は、施設と医療機関との契約時に取り決める事項であり、医療機関によって体制が異なります。入居者の急変時にどこまで対応してもらえるかは、施設の生活相談員やケアマネジャーが訪問診療の導入時に必ず確認したいポイントで、一般的には診療時間内の相談窓口に加えて、夜間・休日の連絡体制を別途取り決めることが多く、施設と医療機関の間で「どの連絡先に、どのタイミングで、どこまで相談できるか」をあらかじめ決めておくことが重要になります。川田クリニック在宅診療部の相談受付は平日9:00〜17:00で、土曜・日曜・祝日はお休みをいただいています。夜間・休日の緊急時対応をどこまでお引き受けできるかは、施設ごとの入居者の状態や訪問体制に応じて契約時にご説明していますので、24時間体制を前提にせず、導入前の打ち合わせで具体的な連絡フローを確認いただくことをおすすめします。急変時に施設側がどこまで自施設の看護職員で対応し、どこから医師に連絡するかという役割分担は、入居者の安全のために事前に明文化しておくことが望まれます。

施設での看取り・終末期ケアはどのように進める?

施設での看取りは、入居者ご本人の意思とご家族の同意を基に、施設の介護職員・看護職員と訪問診療の医師が連携しながら、最期まで穏やかに過ごせる環境を整えていくプロセスです。終末期に近づくと訪問の頻度を増やし、ご本人の苦痛を和らげる緩和的なケアを中心に行いながら、ご家族への説明や心の準備にも時間をかけます。診療報酬の仕組みには、頻回な訪問による見守り体制を後押しする制度がありますが、算定できる要件は診療報酬改定によって変わるため、具体的な内容は個別にご説明します。施設での看取りに不安を感じる職員やご家族は少なくありませんが、「看取ることに正解を求めすぎず、本人が穏やかに過ごせることを一番に考える」という姿勢を、川田クリニック在宅診療部では大切にしています。在宅看取り・在宅緩和ケアについてもご相談いただけます。

施設訪問診療の費用はどんな仕組み?保険と介護保険の関係

施設訪問診療にかかる費用は、医師の診察・処置にかかる医療保険の診療報酬と、施設の介護サービスにかかる介護保険の報酬とが別々に算定される仕組みです。医療保険・介護保険とも、年齢や所得などに応じて自己負担の割合が定められていますが、負担割合や要介護認定の区分による利用上限は制度改正によって変わることがあるため、本記事では具体的な数値は掲載していません。どちらの保険が適用されるかは、施設の類型(介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・グループホームなど)によっても異なります。個別の費用感については、お住まいの施設の状況に応じて問い合わせフォームまたはお電話でご確認ください。当院独自の料金表はこの記事では掲載しておりません。

さいたま市南区・南浦和エリアの選択肢と基本情報

戸田市内の施設から訪問診療を探す場合、近隣のさいたま市南区・浦和区・武蔵浦和・蕨エリアを拠点とする医療機関も選択肢の一つになります。戸田市は蕨市に隣接しており、川田クリニック在宅診療部が対応する南浦和・浦和・武蔵浦和・蕨エリアのうち、蕨市寄りの戸田市南部エリアが相談の中心になります。拠点からの距離・移動時間・対応できる診療領域は医療機関ごとに異なるため、複数の候補を比較しながら、施設の状況に合う医療機関を選ぶことが大切です。川田クリニック在宅診療部は、さいたま市南区南本町を拠点に南浦和・浦和・武蔵浦和・蕨エリアを中心に訪問診療を行っています。戸田市内の施設についても、所在地によってはご相談のうえで訪問の可否をご案内できますので、まずはお電話または問い合わせフォームからご連絡ください。

項目 内容
名称 川田クリニック 在宅診療部(医療法人社団川田会)
所在地 〒336-0018 埼玉県さいたま市南区南本町2-22-2
電話番号(訪問診療専用) 048-606-4219
相談受付時間 平日9:00〜17:00
休診日 土曜・日曜・祝日
アクセス JR京浜東北線・武蔵野線 南浦和駅 西口 徒歩4分
問い合わせ https://kawata-zaitaku.com/contact.html

よくある質問

戸田市内の施設にも訪問診療は来てもらえますか?

川田クリニック在宅診療部は、さいたま市南区南本町を拠点に南浦和・浦和・武蔵浦和・蕨エリアを中心に訪問診療を行っています。戸田市は蕨市に隣接しており、蕨市寄りの南部エリアを中心に、所在地や入居者の状況によってご相談のうえ訪問可否をご案内していますので、まずはお電話(048-606-4219)または問い合わせフォームからご連絡ください。

入居者が1人や2人の少人数でも契約できますか?

入居者数の下限は施設や医療機関との話し合いで決まることが多く、少人数であっても相談自体は可能です。川田クリニック在宅診療部でも、施設の規模や入居者の医療的ケアの必要度をヒアリングしたうえで、対応可能かどうかをご案内しています。まずは生活相談員・ケアマネジャーの方からお気軽にお問い合わせください。

複数の施設を運営している場合、法人として一括契約できますか?

複数施設を運営する法人からの一括契約についての相談も可能です。各施設の入居者数や医療的ケアの必要度、訪問の曜日・時間帯の希望などをうかがったうえで、施設ごとの個別契約と法人一括での契約のどちらが適しているかを一緒に検討していきます。詳しい契約形態については、問い合わせフォームまたはお電話でご相談ください。

夜間や休日に入居者が急変した場合はどう対応してもらえますか?

24時間対応の有無やその範囲は施設との契約時に取り決める事項です。訪問診療の相談受付自体は平日9:00〜17:00で、土曜・日曜・祝日はお休みをいただいています。夜間・休日の緊急時の連絡体制については、施設ごとの状況に応じて契約時にご説明しており、施設の看護職員がどこまで対応し、どのタイミングで医師に連絡するかをあらかじめ取り決めておくことをおすすめしています。

施設での看取りが近づいたとき、ご家族への説明はどのように行われますか?

終末期が近づくと訪問の頻度を増やしながら、ご本人の苦痛を和らげることを中心に、施設の職員・ご家族と状況を共有していきます。看取りに「正解」を求めすぎず、ご本人が穏やかに過ごせることを一番に考える姿勢を大切にしており、ご家族の不安や罪悪感を和らげられるよう、情報提供を丁寧に行うようにしています。

まとめ

戸田市内の施設から訪問診療を検討する際は、①契約前に施設の類型(介護付き・住宅型・サ高住・グループホームなど)を整理すること、②入居者数や複数施設の契約形態は個別相談で決まること、③夜間・休日の連絡体制(24時間対応の有無を含む)や看取りの進め方を契約時に取り決めておくこと、の3点が重要です。川田クリニック在宅診療部は南浦和を拠点に南浦和・浦和・武蔵浦和・蕨エリア、戸田市では蕨市寄りの南部エリアを中心に対応しています。まずはお電話(048-606-4219)または問い合わせフォームからご連絡ください。

院長・内科医國﨑正造からのコメント

施設からのご相談で多いのは、「うちの入居者は何人からお願いできますか」「急変したときどこまで連絡していいですか」という不安です。24時間体制かどうかも含め、できること・できないことを契約前にはっきりお伝えするようにしています。まずは一度、気軽にご相談いただければと思います。

参考文献

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の診断・治療を代替するものではありません。症状がある場合は医療機関を受診してください。